目標があってもがんばれない

大きな目標から逆算してやるべきことを洗い出してタスクをこなしていくというのは非常にロジカルな考え方ではありますが、なぜかうまくいかないことが多いです。

やるべきことはたくさんあって忙しくこなしているはずなのに、1日を振り返ると「今日は何も成し遂げていない」という虚無感に襲われることがあります。おそらくやるべきことが増えることによってテレビを流し見しているのと同じように注意散漫で、いわばやるべきことに溺れている状態なのではないかと思います。

長期的な目標とは関係なく、今日一日のためだけの達成感を設定するとうまくいくようです。今日はこれを成し遂げれば良しとする、重要なタスクを一つ設定すると良いのです。

長期目標だけでがんばれる人は、毎日その目標を噛み締めて実感できたり自然にその日1日の達成感を感じられるような思考をしているのだと思います。

そもそも目標を立てて取り組まなければならないようなことは、すぐには手に入らないもので継続することが重要です。継続するためにはその日その日の充実感や楽しさまで設計する必要があるのではないでしょうか。