割引とどう向き合えばよいのか

買い物をする時、割引されているものを買うべきかどうか考えることがあります。

安ければいいというのではなく正当な価値に正当な価格を払うことを習慣にしたいということと、割引されたものを買うことで息苦しい価格競争の歯車を回すことにならないかという不安があります。

そういうわけでできる限り割引されたものを買わないように心がけています。ほんの少し得した気分になるだけで実際には何も豊かになっていないので、それよりは売り手に正当な対価を渡した方が気が楽だということもあります。

その一方で、数十万円のものを10%割引しているような場合は思わず割引されたものを買ってしまいます。そのような自己矛盾とどう向き合えばいいのかが悩むところです。

定価を見てそれに見合う価値があると思えば買う、そうでなければ買わないという基本的な方針を持ちつつ、割引の金額を見て、無理のない範囲を自分の感覚で選びわけていくしかないのかもしれません。