学習は本来目に見えないもの

人が学んでいる時、どれくらい学んでいるかは外部からは見えないものです。

たとえば乳幼児は遊びの中からたくさんのことを学んでいますが、大人から見るとただ無秩序な行動に見えますし、学びの成果はすぐに現れることはありません。また、機械学習の学習も非常に時間がかかるものです。

テストや時間管理など、視覚化することによって本来の学習の意義から外れたところにフォーカスしてしまうこともあります。過剰な丸暗記やポジティブな感情を一切考慮しない学習によって、視覚化されたデータにお化粧をするだけのものになってしまう例があります。

学習の成果が目に見えるとか、期限を定めるというのは学習においてはなじまない性質のものなのだと思います。

テストのように目に見える便利な道具を手に入れてしまったので、つい学習が目に見えるものだと勘違いしがちになってしまうので気をつけなければならないと思います。