正解を追い求めないこと

古い勉強観や教育観から抜け出すために、一つのキーワードとなるのが「正解のない問い」だと感じています。

人生は正解のない問いの連続です。たとえば本当に今の職業を選んでよかったのか、あの時伝えた言葉は正解だったのか、などと考えると自信をもって100%正解だったといえることは少ないのかもしれません。

今後世の中がより予測不可能な世の中になっていくことを考慮するとなおさら正解のない世界になっていくと思われます。

我々は自分の受けた教育が常識だと考えてしまいがちなので、どうしても正解を求める癖が付いている人も多いと思います。正解を追い求めない、ということはおまじないのように何度も思い出すと良いと思います。

勉強においても正解を設定せずに、途中の思考や対話を大切にしていくことが重要です。

もしも過度に正解にこだわりすぎてしまうようであれば、思い切ってテストの点数などの外部からの評価を無くしてもよいのではないかと思います。