数字で飾るより内面に宿る力が大事

テストの点数や学歴で評価するというキャリアモデルの限界が見え始めつつあります。それでもしっかり勉強することは重要だと感じます。勉強のとらえ方を少しずつシフトしていく必要があるかもしれません。

これまで点数や出身校はその人の外部にくっつくものです。いわば服を着るのと同じことです。

様々な制度や価値観が崩れつつある今、いつにも増して人間の内面が重視され、もしくは充実した人間性や能力はより評価されやすくなってきている時代だと感じます。

言い換えると、外部の評価にとらわれずしっかりと勉強することが求められていると思っています。何が「しっかり」とした勉強なのかは人それぞれの価値観があり、専門家たちも独自のものを模索している途中の段階で、私自身も日々考え続けているところです。

いずれにしても、数字や肩書きで着飾るのではなく、内面に学びや思考を宿らせることが重要なのではないでしょうか。