生活に余白を作る
意識して生活に余白を作ることの重要性を感じています。
特に今の中高生の生活の多忙さに、お金や労力をかけてでも楽しさや快適さを与える必要性を感じています。物質的な豊かさと裏腹に、心理的な安全が保たれているかどうかというと少し疑問が残ります。
詰め込んでやることも重要かもしれませんが、やりたくないことは他にやってくれる代わりがいるのです。コンピュータやいわゆるAIもその一つです。かつては嫌々でもやっていれば良い結果になるということが多かったかもしれませんが、徐々に環境は変わってきています。
「何をやるべきか」という合理的な解は機密事項ではなくありふれたものになっています。一方で理屈では正解に思えることでも実際に行動に移すのは難しいことです。
そう考えると、やりたいという気持ちは一種の資源になります。
やりたくないことを詰め込むのではなく、余白を作ることでやりたいと思う気持ちが芽生えるのを待つことも重要なのではないでしょうか。