生徒の欲求をどう満たすべきなのか

生徒は親や先生の所有物でもなければ、社会や国の成長のための材料でもありません。大人が管理してやらせているから勉強するのだという発想には少し違和感を覚えます。

大人がやらせなくても、生徒自身の欲求として勉強する動機は存在すると考えています。

一番大きなものは大人に承認されたいという欲求です。大人でも同じですが、自分の存在を認められたいのが人間の性質です。

今の日本の子どもたちは物質的に満たされています。物欲は十分満たされているので、クリスマスに何が欲しいかと聞かれても何もないと答える子どもが多くなってきています。

物質的な欲求は満たされているだけに、大人に承認してもらいたいという欲求は大きなモチベーションになっているのではないかと思います。

しかし一方で、それにつけ込むような状況も見受けられます。管理したい側の大人の指示命令と、言われたことをやれば最低限の評価はもらえるという生徒側の共犯関係が生まれることが多々あるようです。

承認欲求を満たしたいというのを、大人がどう満たしてあげるのかは非常に繊細で、将来の人生を大きく左右するポイントなのではないでしょうか。