根拠が薄いとお金を取ることはできない
フリーランスや事業をはじめたばかりの頃は商品の代金を頂くことに自信がなかったり安売りしてしまったりすることがあります。自分の経験からもよく理解できます。
自信をもって商品を売ることができるように、自分の中でなぜその値段をつけるのかの根拠をよく考えなければいけないと思います。
こんな例え話があります。ピカソが絵を描いて欲しいという婦人のために30秒で描き、100万ドルの値段をつけました。相手はたった30秒の絵がなぜそんな高額になるのかと尋ねました。ピカソは「私はこの絵を30秒で描き上げるために30年かかっている」と言ったそうです。
このように、ぱっと見の商品で値付けするのではなく、ブレない根拠を持つことが重要です。商品には適切な価格があります。売る本人が不当に低い値付けをして金銭的な損をするだけでなく、その商品自体の価値を下げてしまうことにつながりかねません。