がんばるのではなく楽しいからやる

勉強は苦しいものでなければならない、という考えからなかなか抜け出せないものです。それと同時に、がんばらないということへの罪悪感を抱えてしまって時には悪い影響をもたらすことさえあります。

叱られたり罰がいやだからがんばるというネガティブな動機づけではなく、ただ楽しいから勉強するという風に変えていけたらいいのではないかと考えています。

大人ができることは、楽しく学ぶための環境を作ることであって、がんばらせることは大人の役目ではないのかもしれません。

今の日本は苦しい状況の中がんばっていかなければいけないという社会ではありません。なぜなら、日本のシステムは成熟してしまって、ハングリー精神はもちろんあれば有利ですが、無くてもやっていけるという現状があるからです。

保護者が生徒の勉強に手出し口出ししなくていい環境を提供するのが塾の役目なのかもしれないと考えています。