ティーチングをやめる前にマウンティングをやめるべき
ティーチングからコーチングへ、という言葉をよく耳にしますが、小手先のテクニックを変えるのではなく根本的な姿勢を改めるべきかもしれません。
勉強に関して、先生の方が知識がノウハウを持っていて優位な立場にあるという勘違いから脱却する必要があると思います。
そのようなマウンティングによって命令と管理で抑えつける姿勢のままコーチングの表面的な技術だけで関わるのではいままでと何も変わりません。
たとえばコーチングの代表的テクニックである「質問」を使うとしても、自分の中に正解ありきで誘導をするようではコーチングの思想とは真逆です。
医者ですら、ネットの情報と並列に並べられて権威は落ちてきています。ましてや単に知識が多いだけの人間が尊敬されるわけがありません。
何かを伝えたり促したりするためには信頼関係の構築をしっかりコストをかけて、対話的な関わり方をしていく必要があるのではないでしょうか。