英単語3000個覚えたあとに残るもの

スマホアプリを年に一度リリースするにあたって、今月はアプリ開発にかなりのリソースを使っています。常にプログラミングに触れているわけではないので、知識の抜け落ちがかなり多いです。

受験期にがんばって英単語3000語を覚えたとして、そのあとどうなるかということに似ていると思います。

まず、短期的に覚えたものは短期的に忘れます。だからといって完全にゼロになるわけではなく、後々まで長く残る知識や能力もわずかにあります。もしかするとこのように無理せず覚えられるのが学習としては一番自然なのかもしれません。

一方でがんばって力を入れて学ぶという努力をしても忘れてしまうのなら無駄なのかというと、そんなことはありません。

内容を仮に忘れてしまったとしても、何かを学ぶ体験や自分なりの勉強方法を身につけることは長い人生の中でも良い影響を与え続けるものです。

短期的には忘れていくものがあるとしても体に染み付く知識や学び方を学ぶということは大きな財産になるのではないでしょうか。そして学び方を学ぶというのを主な目的にするのならば、どの程度細かい知識を覚えるのが効率的なのかのバランスを見直す一つの基準にもなり得ると考えています。