スタバの本質はサードプレイスではないかもしれない
先日SNSである方が「スターバックスはコーヒー自体を売っている」ということを述べていて、ハッとしました。
スターバックスといえばコーヒーではなくサードプレイスとしての場所や雰囲気を売って成功したのだという話をよく聞きます。
たしかに雰囲気が良いだけで、ファミレスのドリンクバーと似たような品質のビバレッジを提供しているのであれば疑問はありません。
しかし実際にはスタバのホットコーヒーは味が濃かったり、フラペチーノは他のチェーン店とは一線を画しています。コーヒー豆にこだわり、フラペチーノの機材を導入してコストをかけながらやっていることから、コーヒー自体をきっちり売っていることがわかります。
サードプレイスを謳っているにもかかわらず、場所や雰囲気だけを売っているわけではないというのは、どう考えたら良いのでしょうか。
顧客を引き寄せられるだけの高いクオリティの商品を確立した上で、さらにサードプレイスとしての雰囲気をプラスしたのでしょうか。
それともビバレッジが、サードプレイスの雰囲気を作り上げるための1つのアイテムということなのでしょうか。
まだ自分なりの結論を出すには至っていませんので、これからも考えてみたいと思います。