勉強も競争から共創へとシフトする
競争から共創へ、という言葉を聞くことがあります。
競争とはいわばゼロサムゲームで、合計100のポイントを80:20であったり100:0であったりといったように奪い合うという考えです。
そうではなく、70:70とか120:120というようなお互いに良いところを交換していくと考えると、合計は決まっているわけではないということになります。
知のありかたに関しても、競争から共創へと変化していっていると感じています。
先生が絶対的な地位にあって生徒は一方的に受け入れるという関係ではなく、お互いに協力しあって能力を高めていくという場面が多くなっていくと思います。
単純な知識はゼロサムゲームのように限界が決まっていますが、考えることは先生も生徒でもどちらが上ということはありません。
受験の様子も競争的ではなくなってきているというのも、こういったことが背景にあるのかもしれません。