自分のためを突き詰めると誰かのためになる

誰かのために何かをしたいという気持ちに対して、そんなものはキレイゴトではないかという意見があります。しかし、自己中心的に考えたとしても、結局は他人のためにすることにたどり着きます。

他人に認められたい

自分の欲望をとことんまで追求していくと、行き着くのは他人から認められたいという欲求です。

今日の食事にも困るとか、雨風をしのぐ家が無いというのであれば話は別ですが、今の日本ではあまり考えられません。

お金や食事だけあれば喜べるほど無邪気な段階にはありません他人から承認されることが一番の報酬なのです。

お金も他人ありき

他人のためというのは偽善で、本当は自分の地位や名誉、お金という欲望のためなのではないかという批判もあります。

たとえお金のためといっても、お金は他人がいなければ成立しません。日本円をたくさんもってアフリカの部落にいっても無価値です。

お金は自分だけの欲望ではなく、自分を信用してくれる他人との人間関係を築くことができなければ意味がありません。

自己中心でもいい

わがままに自分の欲望を満たすことを考えていても、他人を意識せざるを得なくなるので、いいのではないでしょうか。それはむしろわがままというよりも自分の気持ちに素直に行動するということなのかもしれません。