それでも成績を上げたければ「覚える」

学習指導要領にあるように「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」を国を挙げて推進していきます。

なぜそのような学びを理想とするかというと、現状は非常に異なっているからだということも言えます。入試もまだ対応しきれていない部分があり、特に高校入試などはその傾向が強く残っています

成績を上げるだけならば、これからの新しい学びの逆をいく戦術が有効であることが多いです。

「受動的」で「一方的」で「浅い」学びをするということです。

普段は考えたり感じたりすることを大切にしながら勉強していたとしても、テストの点数だけを上げたいと考えるのならばひたすら覚えることです。学校や塾の先生が「一方的」に正しいという知識やノウハウを、言われたとおり「受動的」にこなし、疑問をもつことなく「浅く」覚えるという方法です。

これらはもちろん、新しい学びの中にも含まれている重要な要素で完全に否定できるものではありません。バランスの問題です。

テストの点数を取ることが勉強のすべてではありませんが、それを認識しているのであれば現実味のある勉強をすることもいいかもしれません。