楽しい人にはかなわない
生徒から聞いた話で、目標のために勉強をがんばる人と勉強自体を楽しんでいる人とでは、楽しんでいる人が圧倒的にいい結果を出しているという話題が出ました。
論語の中にも知好楽という言葉があります。
知っているだけの人は、好きな人にはかなわない
好きな人は、楽しむ人にはかなわない
というものです。
好きと楽しむの違いは、「好き」は意識的に好きな様子で、「楽しむ」はどっぷりハマっていて無意識的に取り組んでいる状態だと解釈できるそうです。
塾のポリシーとしても、勉強自体が楽しい環境をセッティングする場所として運営していきたいという気持ちが強くなっています。
そこから先のテストの結果は個人別に対応することにして、全員一律に成績アップを掲げるのは少し違和感があると思っています。
保護者の求めるものもそのように変化してきているのを感じますし、色々な塾が特色のある方針を打ち出した方が、選ぶ側の生徒や保護者にとっても良いことなのではないかと思っています。