賢い人は現状を美化する
能力の高い人ほど現実を美化し、その状況の中で何ができるかを考えるようです。
悪い環境で格差が広がる
そのような人たちは変えられないもの、自分の外部にあるものには興味を持たず、自分がコントロールできる範囲で行動します。
現在起こっていることに対しては不満を言わず、たとえ外部から決められた枠組みだとしても、その中で何が有効かを判断して行動します。
この習慣は、特に周りの状況が悪い時に大きな格差になります。
たとえば今の学校教育や入試制度に不満があったとしても、能力の高い人はシステム自体を変えるのではなく自分を変えてうまくやっていこうとします。
一方でそれ以外の人は、学校や勉強というものが悪いという風に考えて努力をしません。
このような構図で、努力する人はもっと努力し、そうでない人はますますその状況から抜け出せなくなります。
何が違うのか
なぜこの格差が生まれるのかと考えると、自己肯定感が深く関わっています。
ありのままの今を納得する自己肯定感があれば、その先の行動を考えて実行することができます。
一つの解決策は、自己肯定感を高めることです。
もう一つの解決策は、能力の高い人が現状を肯定せずにシステムを変えていこうとするエネルギーをもつことです。