今の時代こそすべての人が教育に口を挟むべき

知識の差での尊敬

今でも学校の先生は尊敬されていますが、かつてはもっと尊敬されていたのだと思います。それは専門的な知識をもっているからというのも一つの理由になっていたようです。

何かを「知っている」ということが、ある種の権威になっていました。

知識の重要性は下がってきた

インターネットで知識がほとんど無限に広がっている今では、学校の勉強の知識を持っていることの価値が、少しずつ弱くなってきました。知識自体よりも、それを選び取る力の方が重要になっています。

完全になくなることはないまでも、「知っている」ことの重要性は下がってきています。

すべての人が教育を語る

単純な知識の重要性が下がってきた今こそ、すべての人が教育のビジョンを語るべきです。教育=教科の勉強ではないのですから、先生でない人達も堂々と教育について語ることができるのです。

身近なことだと考えやすいかもしれません。自分の子供や、部下がどういう人間に育って欲しいかというのを想像すると、教育のビジョンが思い描きやすいかもしれません。

「自分で考える人になってほしい」「ちゃんと生きていけるようになってほしい」など、教育のビジョンは、人それぞれ違っていて良いと思います。そのビジョンに向かって、なすべきことをなすことによって、より幸福度を高められるのだと考えています。