塾にとって成績がすべてではない

塾は成績を上げるために行くもの、という先入観はあると思います。

しかし、真剣に生徒と教育に向き合っている塾の先生方の中には、成績だけが重要でないことを主張される先生もいらっしゃいます。

小中学生向けの学習塾は評判を表現する言葉はいつも「いい」です。「成績が上がる」とかじゃないんですよね。

sakura394.jp

本当に成績が高いことや低いことが人生に大きく影響を与えるのだろうか。 (塾の立場として成績を上げることは大前提である。) それ以上に自分に自信を持ったり、自己肯定感を持つことが、後々長い人生を生きていく上では大切なはずだ。

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選択肢が他にない

私個人としては以前から、成績アップが保護者から求められていないということは、肌感覚で感じていました。

いま現在、客観的データも集めている途中ですが、保護者の方が成績を重視する度合いは、想像よりかなり低い結果になりそうです。

そういった裏付けからより確信に近くなってきています。

テストの成績を見る以外に評価の選択肢がないというのが今の状況です。ペーパーテスト以外の基準で可視化できていないということですね。

保護者の方の不安を解消する適切な方法がないために、必ずしも望んでいないペーパーテストの成績というものを追い求めざるを得ないという状況です。

このミスマッチを解消するというのは、非常に取り組む価値のある課題だと思っています。