テストよりも信頼される評価法を作り出せるか

先日のセミナーを開催して改めてわかりましたが、ペーパーテストの順位、偏差値というのは非常に強い影響力を持っています。教育学の研究者の中には「数字の魔力」と呼ぶ人もいるほどです。

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私自身は学校教育全体を変えられるわけではないので、ペーパーテストの成績と並行して独自の信頼できる評価を作り出すことがミッションだと思っています。

評価法をどのようにして作って、どのように見せるのがよいかを考えています。より信頼される評価システムのために、検討すべき要素は以下のようなものがあります。

頻度

定期テストは年間10回くらい。その頻度より多いほうがいいのか、少ない方がよいのかは考えどころです。通信簿は年2〜3回くらい。

タイミング

区切りとして考えるのは、学期の終わり、テスト終了後、テストの前など。もしくは全く関係なく四半期ごとなど。

明快さ

数字と同じくらい明確なもの。長い文章や硬い文章は読まれないということにも留意します。

インパク

評価を見ると同時に、教育として目指している方向性も確認できるものになるとよいと思っています。生徒や保護者が納得し、共感できるような、印象に残るものが理想です。