成長する必要があるのか

知らずしらずのうちに、拡大しなければならない、成長しなければならないという強迫観念に囚われていることがあります。

成長というのはどんなに客観的なデータで測っているように見えても、結局は個人の主観です。何かが変容することを成長と呼んでいることが多いと思いますが、変容すればいいとも限りません。

どんなものでも少ないより多い方がいいというような発想でなんとなく成長しなければならないという意識を持ってしまいがちです。しかし必ずしも何かが多いからといって人として幸福になれるとは限りません。特に所得水準と幸福度は相関しているとは言えないということが報告されています。

成長を意識しなくても、今自分がやりたいと思うことをやり続ければ達成感や幸福感を得ることができます。

生活の面でも、成長しなくても能力が高くなくても収入を得る方法はありますし、これからはもっとその傾向が強くなるのではないでしょうか。