がんばらないためにがんばる
誰もがんばらなくていい職場や社会を作れたらいいなと考えています。がんばらないというのは心に余裕があるとも言うことができますが、その余裕によってさらにマニュアルにないような細やかな対応ができるということです。
がんばらないというのはただ脱力するだけではなく、がんばらなくていい状態にするのを目標にしてどこかでがんばって工夫をするということです。
たとえば面倒なパソコン作業を自動化するために、プログラミングを覚えてソフトを開発するというのもその例です。ラクをするためにある一定の努力をするということです。
身近な例でいうと習慣化です。毎日勉強する習慣がある人と全く勉強しない人がいたとして、「いまから2時間勉強してください」という指示があった時に明らかに普段勉強している人の方がラクに効率的に勉強できます。
元のIQは関係なく、習慣化されている人はがんばらなくても成果を上げることができるというのがポイントです。
がんばらないのが目標で、そのためにがんばるという発想をしてみるのはどうでしょうか。